4月22日。
いよいよ、今年も朝練を開始した。
例年よりもずっと遅いスタート。
初回釣行なので良い結果を得るべく、ファーストポイントをしっかり見極めようと、下流域から中流域まで
車を走らせてポイント観察を入念に行う。
下流ではソメイヨシノはすでに散っていて、それに替わる若葉が太陽に眩しく輝いているが、中流では
やっと満開になったようで、昨年見つけたタラの芽ポイントも来週あたりには収穫が楽しめそうな感じであった。
川の方はざっと見、雪解け水量がまだ若干多いようで遡行するには大変そうな感じ。
もう少し待った方が良いと結論付け、低山を源流に持つ隣の河川へと車を走らせた。
こちらの川の流量はちょうど良い感じであったので、山間の中流域エリアより釣りを始める。
タイムリミットは1時間。
水温は、ミノーを十分に追うことができるであろう9℃台で、半年以上のブランクを取り戻すべく、キャストを繰り返す。
それと同時に、オフシーズンに制作していたミノーをローテーションさせながら、それぞれの動きも確認しつつ釣り進む。
水深の浅い淵には、固執せずにどんどん上がって行くが、無反応。。。
割と大き目な、水深のあるエリアに辿り着き、ここでは、集中して丁寧に攻めると、ついにルアーを追う魚影を確認。
その直後、ロッドにも生命反応が!
半年のブランクはものともせず、身体に染み込まれたプログラムが反射的にフッキングに持ち込む。
ダウンストリームでのヒットであった為、引き抵抗が大きかったが、水面に上がった魚体はヒラヒラと舞い上がってネットイン。
20㎝UPの上あごをベリーフックがしっかりと貫通していた。
久しぶりの1匹に感謝して、その後は深追いせずに朝練を終了とした。