5月4日
ゴールデンウィーク3回目の釣行は、山岳渓流へ。
前日は夜中から雨が降り続いていたが、降水量は少なかったようで、川を見た印象では影響はあまりないよう。
水質はクリアで、水量もこの時期並み。
いつもの駐車エリアに停めて数百m下ったところから入渓。
かなり久しぶりの場所であった為、入渓点のやや下流に広めの淵が出来ていて驚いたが、ミノーを投げて見る。
遠目からキャストしたので、払出し付近よりもプールの真ん中よりに着水してしまったが、少し沈めてからの2アクション目で、ミノーを反転して襲う影が見えた。
すかさず、フッキングに成功しベイトリールのパワーで引き寄せたのは、この川ではナイスサイズと呼べる23cm程のヤマメであった。
47RS(チャートヤマメ)
滅多にない1キャスト目でのヒットに気を良くし、新しくなった(変化した)地形を把握しながら釣り上がる。
あまりプレッシャーがかかっていないのか、時々小さなイワナがチェイスしてきて、反応は上々のよう。
サイズは15㎝に満たないが、小渓流なので全て目視できるので十分楽しめる。
2~3本のバラシもあったが、1本だけランディングに成功。
魚のサイズに対してルアーが大きすぎる。
47RS(チャートヤマメ)
堰を2つ超え、3つ目を最後にしようと決めて、たどり着いた堰直下にある淵で釣り開始。
水深も広さも十分で、魚止めとなっているので魚は絶対にいるハズだが反応はない。
ルアーを替えながら、しつこく誘うと、
ゴツンっと根がかかり???
が、ロッドは弧を描いてグングンっと絞られ、ベイトリールのドラグが滑り出していく。
紛れも無く、魚だ。
ここの主がかかった事を察知し、テンションをかけつつドラグを締めにかかった瞬間、まっ茶色をした尺オーバーの魚体が空中に飛び出たかと思うと、ラインの緊張は緩み、ルアーだけが手元に戻ってきた。。。
その後、キャストを繰り返しても2度目が起こるハズもなく、納竿となった。
車へ向かい、林道を歩いていると、10mほど先、右わきの藪からガサッと音が聞こえた瞬間、目の前に『獣』が現れて、道路をドドッドドッと横断して行く姿には、心臓がバクバクであった。
体高50~60㎝の鹿だったが、その速さと重量感、不意打ちには驚きであった。