5月28日
晴れ予報であったが、朝は雲が厚く山にかかっている。
土日は朝から予定が入っていて朝練が出来ず、本日はPM出勤で時間的ゆとりがあったので、釣りの準備と仕事の準備をして出発。
目指すは、今シーズン初のイワナ川。
ここは夏まで雪代が入る川なので、まだ水量も多く時期的に早いかと思ったが、行ってみてから考えようと朝の通勤時間の中、40分ほどのドライブ。
現地に着いて川を覗くと、意外と水量が落ち着いている様子なので、早速準備にとりかかる。
林道を1km下ったところから、いざ入渓。
水温は9℃。夏でも15℃を下回っているので、ルアーを追わせるに十分な水温か。
水の流れは強く、魚のたまりそうな淀みの狙い打ちに徹する。
川幅は30m近くあろうか、秋の減水時期ならかろうじて対岸へ渡ることが出来るが、今は全くもってムリ。
なかなか反応がないものの、スロー目なアクションを意識して、同じスポットをアップとダウンと織り交ぜながら、打っていく。
土日にたたかれているのか、ベストスポットでも無反応。
ならばと、あまり人が攻めなさそうな小さなスポットも打って行くと、流芯の奥をダウン気味にロッドを立ててソフトトゥイッチしていたミノーが、ぎゅーっと絞りこまれるアタリ。
反射的に合わせた後、手前の流芯をかわして、難なくネットインしたのは22cmほどのイワナ。
47RSミノー(チャートヤマメ)
その後も、同様のスポットを攻めるも、後が続かない。
プレッシャーなのか、居ないだけなのか。
とうとう、車を停めた橋まで戻って来てしまい、おまけに雨まで降り出して来た。
これは、撤収した方が良いと言うことか・・・
そんな時に、いかにも的スポットに差し掛かり、橋から丸見えで魚なんていないと思いきや、ミノーを通すと今日初のチェイスする影があった。
もう一度、同じコースを通すと、即バイト。
フッキングが決まるも、意外だったヒットと、雨に濡れたロッドグリップが手から滑り落ち、魚のかかったロッド&リールは地面に着地。
慌てて、ロッドを掴み上げてリールを巻くと、ラッキーなことにまだ魚がかかっている。
基本的にオールリリースが前提で、バーブレスシングルフックを採用しているので、貴重な一匹をバラシたかと思ったが、腹フックが上あごを貫通していたので、バレなかったようだ。
47RSミノー(ハラオレヤマメ)
鰭の大きな25cmのイワナ。
天気が回復して来て、日も差し始めた10時過ぎ、もう一本の同じサイズを追加して終了とした。
途中で、昼飯をしてから、時間通りに出社。
普段なら憂鬱な月曜であるが、気も心も爽快な週の始まりとなった。