6月23日、24日。
まずは、23日土曜日。
梅雨真っただ中であるが、今年の降雨は少ないようで川は渇水気味。
例年だと、やや増水した地元リバーではヤマメが足元までルアーを追って来て、両型の数釣りができるこの時期。
いいイメージしか持てない中、気温13℃のひんやりした空気の中、釣り場へ向かう。
今年はクマの目撃情報が多く、4年毎の大量出没の時期にあたるようで警戒して、より響きの良い鈴も準備した。
目的のポイントは、駐車してから里山の林道を20分程歩いて行った所にある。林の中はまだうす暗く、鈴を鳴らしながら自分の存在をアピールして川面に立つ。
流量は、やはり少ない。
実績のあるポイントを重点的に打ちながら進むが、反応は薄い。
ようやくチェイスが見られても、やる気の無さが見てとれる。
予定した行程の半分ほど過ぎたあたりで、
ようやくのファーストヒット!
も、すぐに外れる。
同じプールで2連発したが、キャッチには至らず。。。
やる気のある魚がいるのは、落ち込みの白泡が消えるあたりと分かった。
しばらく沈黙が続いてから、退渓付近まで差しかかったポイントでこの日3回目のヒット。
ヒットポイントは同様の流れのど真ん中。
遠投した先でのヒットであった為、ラインの緩みを気にして強引に寄せてキャッチしたのは、きれいなヤマメ。
47RSミノー(ヤマメカラー)
ようやくネットインした魚が朝日に照らされ輝いているのに癒してもらってから、リリース。
この日は期待外れの反応の薄さに消沈していたが、最後の1匹に報われて帰路についた。
そして、2日目の24日。
ホーム河川の反応が悪かったので、別の川へ。
そして1時間の短時間練習。
2年ぶりであった為、入渓点を探しながら入る。
こちらも流れが細く、また渓相が全く変わってしまっていた為、魚がいるのか心配なほど。
しかし、その心配はすぐに消しさられ、岩陰から勢いよく飛び出したイワナががっつりとルアーをくわえる。
合わせた瞬間に魚体が宙を舞ってキャッチ成功。
47RSミノー(チャート)
前日の苦戦とは逆の展開に一安心。
そして、すぐ上の淵でも一発でヒット。
47RS(チャート)
山岳渓流の為、遡行に苦戦しながらも先に進み、さらにもう1チェイスあり、岩陰に戻ったのを確認して岩すれすれを通るコースで引いたルアーに、別の魚がヒット。
これも難なくキャッチして3本目。
47RS(チャート)
そして、ちょうど予定の1時間となり退渓。
渇水の源流では、目前の餌(ルアー)は逃さないとばかりに口を使ってくれた為、バラシもなく、確実にランディングに持ち込む事が出来た。