尺イワナ

7月14日。

梅雨開け後の台風+大雨の影響により、2週ぶりの朝練。

インターネットの水位情報によると、ホーム河川ではまだ水位が高く、遡行するには大変そうであった事から、少し離れた河川へ向かう。

天気は快晴で、朝5時の気温は19℃と過ごしやすいものの、連日の真夏日を記録している事から、日が出てきたら暑くなる予感。

そして、今年から始めたウェットスタイルで入渓。

水は12℃と冷たく、日が出ていないうちだと、若干寒いくらい。。。

一時は避難判断水位まで増水してからの減水傾向にある中、ほとんど人も入っていなかったであろう夏の川で、魚はどんな反応を示すか楽しみにキャストを繰り返していく。

そして答えはすぐに出た。

55slim ミノー(チャートカラー)

1本目から尺オーバーのイワナ

テールフックではあったものの、がっちりと上あごフッキングで、ネットを忘れてしまったが無事にランディングが出来た。

この1本で十分満足が出来たが、まだ開始10分足らず。

せっかく40分も車を走らせて来た場所なので、気を楽にして釣りを再開。

ルアーをチェンジしながら、様々なポイントに通して行く。

そして、またすぐに反応がある。

アップ~クロス気味に引いて来て、1,2度追い掛けて来て喰わせ切ることが出来なかったので、上流に回り込んでからダウンでポイント直撃すると一発ヒット

サイズは今ひとつであったが、きれいなイワナ。

写真を撮ろうと水辺にキープしていたが、ネットが無かったのもありオートリリース。

やや追いが悪いのかと思い、スロージャークで誘って行くと、またしてもチェイスがある。

表層近くまで追ってきた所を目撃したので、試作していたスローフローティングタイプの47mmミノーを投入。

トィッチ後に”間”を入れながら誘う。

すると、水面に向かって上昇するミノーと共にもうダッシュして浮上する魚影を確認。

そして、ミノーが水面ぎりぎりまで来た所で、バイトと同時に魚は空中に躍り出る。

全てがスローモーションのような光景であったが、ロッドには何も伝わらずにルアーだけが弾き飛ばされた。

同じ魚の反応はこれっきりであったが、これにヒントを得て、しばらくフローティングミノーで攻めて行く。

と、やはりトゥイッチ後の”間”でバイト!

今度はしっかりとヒットに持ち込み、ランディング。

ベリーのフックにバイトしたアベレージである約25cmのイワナであった。

(やはり、写真を撮る前にオートリリース)

誘い後の『降下』よりも『浮上』の方が反応が良いようで、その後も同様の方法で2本の平均サイズのイワナをランディング。

ただ、いずれも写真撮れず。。。

1時間ちょっとの時間であったが、尺イワナをキャッチした事に加え、試作ルアーがいい活躍をしてくれて、新たな釣り方を体得することが出来た朝練となった。

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