釣行時にロッドを保護する便利な自作ティップカバーを紹介

釣行の際にロッドを何本かまとめる際に重宝しているティップカバーですが、普段はいらなくなったロッドカバーの先端を30㎝ほどカットしたものを使用していました。

ロッドを数本束ねてグリップ側をロッドベルトで固定し、先端にはカットした竿袋を被せてその上からロッドベルトで固定して使用します。

リールにはリールカバーをしておけば、家でロッド&リールを装着して、ラインを通してリグッたものを車載するのに便利で、釣り場へ行ってからも即釣りができます。

バス釣りをしていた際にも、時には10本以上のタックルセットを車からボートへの積み込みがあったり、または友達の車に乗せてもらう際にも荷物(ロッド&リール)の移動がひとまとめになったり、何十年も使用している便利アイテム

市販品を購入してしまえば早いのですが、今回は自作してみましたので紹介します。

まずは、材料の準備

①布切れ

・最近では100円ショップでも見かけるようになった布切れですが、ポリエステル製の外側用とロッドを保護する柔らかい素材の内側用を選定する為に、手芸店で購入しました。

・サイズは40㎝×20㎝もあれば、十分です。

 外側用にツルツルしたポリエステル製のブラックと、内側用にブルーを用意。

②バイアステープ

・100円ショップにもありますが、カラーラインナップが豊富な為、手芸店で入手。

・布を切った際の端をきれいに見せるために使用します。

  バイアステープ

③マジックテープ

・ティップカバーが抜けないように、ロッドをまとめるためにカバーに縫いつけて使用

・このあたりは、紐を使用したり、ロッドベルトで代用も可能。

④かたいもの(補強部材)

・無くても構いませんが、繊細なティップを保護するのが目的である為、補強材であるアルミフラットバーをホームセンターで入手。

・素材はアルミが軽くて加工しやすそうであった為、選定しましたが、これは入れても入れなくても好みでOK。

  アルミフラットバー20㎜幅×1m

材料が揃ったら、加工開始

①まずは、完成イメージをフリーハンドで描きます。(頭にイメージできる方は不要。)

②イメージした大きさより1㎝ほど大きく布切れを切り抜きます。そのまま縫ってしまうと、完成時に一回り小さくなってしまいます。

・2枚重ねて、半分に折ってから同時に切り取りました。

・切り取る際には、`マチバリ’で留めて布がずれないようにします。

③バイアステープで、切った側を覆って縫い付けます。

・家にあったミシンを使用し、バイアステープと同一色のミシン糸を購入・使用しました。

・その際に、アルミバーを挿入します。(ミシンで縫えるよう、アルミバーはやや小さめにカットしてから挿入。)

④最後にマジックテープを縫い付けて完成。

・ロッドが少ない時と多い時で可変できる幅で取り付けました。ロッド装着後、留めるときは、カバー口の一部を折り曲げて留めます。

2ピースのエギングロッド2本を束ねて装着してみましたが、しっかりティップをホールドしており、保護剤も良い感じで安心感があります。

これで、一先ず完成です。

おまけで・・・ロゴをプリント

せっかく自作したティップカバーなので、オリジナル感を出すためにブログタイトルにもなっている『ArmTon』のロゴをプリントします。(ちなみに読み方は「アームトン」です。)

準備するものは、サンワサプライのアイロン転写紙

ロゴをプリンターで印刷して切り取ります。

布地が黒なので、ロゴの背景も黒にしておきます。

あとは取説に従って、台紙をはがしてからアイロンの熱でティップカバーに貼り付けます。

完成した全体像はこちら。

気が向いた方は、是非作ってみてください。

オリジナル品を持つことで、次の釣行がまた楽しくなります。

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