新ロッドと新ルアーにて、今季初源流釣行。

いよいよ渓流シーズンイン

3月に入ってから初渓流がいつになるかうずうずしていたが、ようやく4月13日に今季初釣行へ。

桜の開花は当初の予報よりずっと遅れているのと、4月に入ってからも数度の降雪があり、体感的には3月並みの寒さが続いた。

しかし、この日は久しぶりに気温が15℃を超えて来たタイミングで、夕方の1時間半程度の釣行となった。

以前から欲しかった4ft前後のロッドの中から、メジャークラフトの3.8ftモデル(トラウティーノ/TTS-B382UL)を購入済みで、川幅の狭い源流専用ロッドとして期待している。

そして、冬の間に浴槽テストしながら形にした『バイブレーション×ミノー』のハンドメイド・ルアーが、実践ではどうなのか試したいところ。

試作中の38㎜バイブレーションミノー

残雪とサビサビイワナ

源流部には雪が残っており、普段は岩や草で凸凹した所が平坦となり、歩きやすい反面、時折ポケットに足をとられながら釣り進む。

約半年ぶりのフィーリングを思い起させるのと同時に、新しいロッドにも慣れ、そして新ルアーのテストも兼ねている。

初使用のメジャクラ・トラウティーノ/TTS-B382ULとバイブレーション×ミノー38㎜

でも、結局はシーズン初釣行では釣りたい欲が一番

雪上には、シカや小動物の足跡が多く残されているのと、最近入ったと思われる釣り人のものもある。

プレッシャーがどれくらいかかっているか。

しかし、それは余計な心配だったようで、気温の上がったこの日の活性は高く、チェイスが見られた。

そして、やや深さのある(といっても、1mほど)小さな落ち込みに、ピンスポットでルアーを送り込む。このルアーのヘッドから真っ直ぐフォールする特性を生かして、流れに負けずにボトム付近まで落とし込むと、軽くボトムバンプの要領でロッドを小さくあおると生命反応を感じ、即合わせ。

15㎝ほどのイワナが上流から飛んで来たが、そのまま下流へ流れていってしまった。

釣ったと言えるのか、バラシたのか。

初ジャンルのハンドメ/ルアーで反応があると、素直に嬉しい。

今回使っているものは、2gを切る軽さであり、ULパワーのショートロッドとは言え、キャストコントロールが難しい。

一方、3.5gほどのミノーをキャストしてみると、キャスト精度は向上するが、リップ抵抗が、今まで使っていたアンリパの5.3ft(エゲリアERNC-53UL)より大きく受ける印象がある。

その中間のウェイトなら使いやすそうな感じがする。

さて、その後も同じ新ルアーを使い倒し、2発掛けるも2匹とも足元まで来て、さようなら~

シングルフック1本なので、バレるのか・・・

ようやく、キャッチしたのは最大サイズの22㎝ほど。腹の黄色が際立つさびたイワナ

新・バイブレーション×ミノー38㎜(チャート)

時間も16時半になり、夕日になってきたのでこれにて納竿とした。

結果は1キャッチ+3バラシ

ルアーは1時間ちょっとの使用で、ヘッドがボロボロになりバルサ材まで見えていたほどで、岩底でのボトムバンプ主体の釣りであり、より一層のコーティングが必要なことも実践で得られた収穫であった。

最終コーティングをより厚くする必要がある

にほんブログ村 甲信越釣行記



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする