2019夏休み朝練~バラシ課題を抱え、早朝の渓流で克服なるか~

今年の盆休みは遠方への外出予定も無く、朝練をきっちりこなす。

前回投稿した8/11釣行では(厳密には休み前ですが。)、多くのバイトを誘発させるも、キャッチ率は3分の1以下の成績であったことが課題であった。

そんな課題を抱えつつ、集中朝練を行った。

尺クラスが連発するものの・・・
8月11日朝 1ヶ月以上も釣りに行けず、久しぶりの朝練釣行。 目覚ましもかけず、当然寝坊。 日が昇り始めた...

8/12も半日の仕事、かつ朝4時に起きることが出来ず、明るくなった5時過ぎの出発。

渓流用ロッドの選択肢はなく、メインラインは感度重視のPE0.4号の為、リーダーをフロロからナイロンに変更して来た。

この日は時間が短い為、近くのポイントで済ませる。

しかし、この川の水位はかなり減っており、魚の付きそうなポイントが限られている。

渇水気味のヤマメの川

良さそうに見えるポイントではチェイスがあるのが、群れて追って来くるのは10㎝程度のチビヤマメのみ。

アベレージサイズのヤマメはどこかへ行ってしまったようで、ようやくヒットした魚は予想外のニジマス

反応薄く、時間も限られていて、早めに退渓した。

8/14

ようやく4時前に起床する事が出来、8/11の反応良好の川へ。

同じエリアには入らず、1.5㎞ほど下流から。

林道はまだ薄い中、少し歩き、入渓する頃にはちょうど良い明るさに。

前回と異なり、反応は良くない。

やっとヒットさせた1本目から釣り方のヒントを得る。

   Handmade Minnow 47RS(ヤマメカラー)

47RS ミノーの強いロールアクションを利用して、細かいトゥイッチをしてあげる事で、移動距離を抑えたルアーがピンスポットでヒラヒラとアピールし、この魚を誘い出した。

世間はお盆休み中盤で、ややプレッシャーがかかった状態であろうか。

簡単にはイワナにスイッチが入らないようだった。

その後、同じように誘いをかけてあげると、反応が見られるようになり、チェイスやバイトがあり、2本目をキャッチ

   Handmade Minnow 47RS(ヤマメカラー)

課題解決の為、この時はフックを変更してきた。

釣り具屋でフックを並べて、形状を吟味し、選んだのはヴァンフック。

それが、良かったのか、同じようなバラシはなく、3本目をキャッチしてタイムUP。

   Handmade Minnow 47RS(ヤマメカラー)

数釣りをしていないので、フックについては引き続き検証。

8/17

この日も続けて、同じ川へ。

朝もしっかり起きて、5時前に到着。

気温は20℃まで下がり、水温も17℃と暑さの峠は越えたように感じた。

入渓点を目指していると、先行者とバッティング

話しをして、下流側へ入らせていただく。

14日のように47RS のヒラヒラトゥイッチでのアピールに、反応してくれる魚がいるが、恐らくはプレッシャーだろう。

しっかり追って来ることはなく、その場でヒラリと反転するのが見えるのみ。

足元や表層まで、追ってくれそうもない。

そのような反応を見てからはボトムを意識して誘っていると、ポロポロと釣れるようになった。

そして、最後には31㎝の尺イワナが出てくれた。

   Handmade Minnow 47RS(ヤマメカラー)

本流の向こう側で掛けたので、十分に引きを楽しむことが出来、新しいフックもしっかり顎をとらえてバレることは無かった。

車までの帰り道、朝日に反射しキラキラと飛んでいる無数のトンボに秋が近づいていることを感じた。

 写真では良く見えませんが、空中の白いものは全てトンボ

18日 最終日

この日も続けて同じ川へ。

今年は水量がほど良くあり、釣りやすいのでつい通ってしまう。

ただし、同じ場所へ入っても釣れる気がしなかったので、さらに下流域で入渓。

ベストスポットが続くエリアでも反応が無く、ルアーコースを変えて攻めてみる。

—ダウンクロス。

普段は、アップクロスがメインであるが、連休などでプレッシャーを感じた魚をどう攻略するか考え、あまりやらない方法や場所を試してみる。

2本しか釣れなかったので、それが正解なのかは分からないが、何とか絞り出した感じ。

   Handmade Minnow 47RS(ヤマメカラー)

   Handmade Minnow 47RS(ヤマメカラー)

そして、最後と決めていた広大なプールポイントで反応が無い事を確認し、車へ戻る事とした。

この夏休みの短期集中朝練講座では、リーダーとフックを変えてバラシは軽減したように感じるが、同じ条件が揃わないのが自然。

安易な比較が出来ないのが悩ましいところ。

今季の渓流もあと1ヶ月。

引き続き、様子を見ていきたい。

そして、車への帰り道・・・・・・

林道のある対岸へ渡り、ふと大岩の上を見たところ、そこにはもりもりの『フ〇』が。。。

人間並みの量だが、人間のものではない。

いろいろ考えながら、川辺に目をやると、

くっきりと爪痕までついた大きな足跡が。。。

民家も近い、このエリアにはいないと思っていたが、急に背筋が凍る思いになり、

鈴を一生懸命に鳴らしながら車までたどり着きました。

にほんブログ村 甲信越釣行記



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする