2020年3月21日夜
ここ1~2週間の気象・海況は穏やかではなく、せっせとルアー作りをしていた。
おかげで、ホタルイカパターンを想定した60mmリップレスミノーが完成。
浴槽スイムテストでは、若干テール下がりではあるが、デッドスローシンキングであり、棒引きすると僅かな水流にボディを揺らせつつ、ノーアクションで水平移動する。
カラーリングには久しぶりにシェル貼りも取り入れ、ホタルイカを模したデカ目玉がバイトマーカーになり得る想定。
ArmTon LiplessMinnow60mm
ウェイトバランスにもう少し改良の余地があるものの、実践投入可能なレベルの仕上がりとなった。
この日は、3連休中日という事もあり、ポイントはホタルイカ掬い真っ盛りの富山湾内は外し、湾外~糸魚川エリアに照準を合わせる。
ただし、日中から残っている1m前後の波と、強い南風を考慮しつつ、ランガンプランを立てる。
条件の良いポイント求めてランガン
21時頃にはファーストポイントへ到着。
まずは、岩礁が絡むテトラ帯。
暗闇の中、遠目に見て波は低いか・・・
様子見に近づき、テトラに立っては見たものの、立ち位置まで近づけず、釣り不可と判断。
周囲の足場が確保できそうなポイントも全てダメそうだったので、大きく移動する。
次は漁港の外側。
足場が高く、釣りづらいが波をブロックしているエリア。
釣り人の明かりが見え、先行者がいるようであったが、堤防へ出た途端の爆風。
波は無いものの、アンダー5gのプラッキング主体の釣りでは厳しいため、移動。
次は、サーフ。
波高めだが風弱く、我慢出来る程度。
ようやく、15分ほど釣りが出来たが早々に見切る。
そして、港内へ。
なるべく外海に近い、潮通しが良さそうなスポットを重点的に狙う。
常夜灯も効いていて、明暗をしっかりとつけてくれている。
風は強かったが、少し真剣に粘ってみた。
が、魚からの反応は皆無。サビキ釣りをしている方も釣れてない。
ライト下では、新作ミノーの動きもチェックしてみる。
棒引きではスーッと泳ぐ、イカスイム。アンダートップの釣りで活躍が期待できる。
1時間弱粘るが、タイミングなのか、何の反応もないまま、満潮時刻を迎える前にプチ移動。
そして、何もないままラストエリアへ
移動先は、ホタルイカ掬いのホタラーが車で行き交うエリア。
近くで沸いている訳ではなさそうだが、全体的に人が多い証。
幸いにも釣り人は少なめであったので、ポイントには入れる。
風も、波も許容内。
このエリアで心中するつもりで、釣り開始。
ここは、砂地+海藻+離岸テトラが絡むエリア。
水深は浅いが、満潮のタイミングであった。
そこで、同行者がまず1本目。
渡してあったリップレスミノーでのヒットとのこと。
ただ、本命のメバルではなく、カサゴ。
自分の釣果ではないが、自作ルアーで結果が出た事がうれしい。
少しずつポイントを変え、少しでも潮通しの良さそうなポイントを探す。
離岸テトラのエッジを狙ってリップレスミノーをフルキャストし、表層彷徨うホタルイカをイメージして、リップレスミノーでストップ&ゴーのデッドスローリトリーブ。
ちょうど半分ほどリーリングした所で、コツコツとした明確なバイト。
斜めのテトラに立っていた為、不安定であったがフッキングがしっかりと決まる。
掛けた瞬間から重量感のあるパワーが伝わってくる。
足下は崩れテトラが入っているので、沖目で少し走らせて体力を消耗させ、慎重にテトラをかわして引き寄せる。
手前まで来た所でライトで照らすと、ナイスサイズのメバル。
慌ててランディングネットを伸ばし、無事ネットインした。
テトラから降りて計測すると、腹パンの30cmUP。
あとで計測すると、30.5cm500g。
ArmTon LiplessMinnow60mm (チャート/シェル仕様)
時刻は満潮を過ぎ、潮止まりかと思いきや、
手前のテトラ帯で、ちらほらと青い発光が見え始めた。
フィッシュイーターにホタルイカが捕食されている。
それを狙って同様にリトリーブしていると、またもやコツコツとバイト!
しかし、ロッドに重みが乗ってからすぐに、フックアウト。
気を取り直して、すぐにヒット。
水面をひらひらと寄ってきたのは、なんとふぐ。
ArmTon LiplessMinnow60mm (ピンク/シェル仕様)
さらに、同じように明確バイト。
が、またしてもふぐ。
ArmTon LiplessMinnow60mm (ピンク/シェル仕様)
アピールの為にテールフックに刺していた発光玉を目掛けてバイトしているようで、その後は何も起こらず終了となった。